散歩で写真を楽しもう


by hanakanji
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♪さくら さくら♪

まだまだ寒い日が続いていますが、3月も下旬になると「枝垂れ桜」が咲いてソメイヨシノ、山桜そして最後に八重桜とひと月近く桜の花を楽しむことが出来ます。桜の作品は今までに数えきれないほど発表されていますし、有名な桜の名木や一本桜などは撮るポジション、アングルが決まっていてそこに行けばおおよその作品が撮れます。桜の撮影は定番だ!と言う人もいますが同じ木でも撮影年や時間が違うと違った印象になりますし、同じ作品は二度と撮れません。定番ほど撮影が難しいものです。近くの公園や植物園に咲いている名もない桜でも光の扱い方やレンズの使い方で新鮮な印象の作品になります。桜はパット咲いてパット消える潔さが日本人の気持ちに合っているかも知れません。散る前に今年の桜達を撮りましょう。
■桜には城が似合います
満開の桜に城。まさに日本の春が写し出されています。大阪城でこの場所から広角レンズで撮れば同じような作品が撮れます。ただ、違いは空に浮かんだ雲の形です。一回目は空に雲が無く間が抜けた作品でした。二日目は雲は出たものの形が悪くバランスが整いませんでした。三日目にやっと形の良い雲に出会いました。広角17㎜で桜まで近づいて撮ったことで桜は大きくボリュームも感じますし天守閣は小さくなったことで遠近感も生まれています。この様な場面では桜が主役ですから脇役の天守閣を小さく扱うのがコツです。タテ位置構図も鑑賞者の視線を桜から天守閣、そして空の雲へと導いて高さも表現されています。
【カメラ:ニコンD7000 レンズ:VR24-120㎜(28㎜) 絞り:f/16 露出補正:+0.5】
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■春の植物園は桜の花の見本市
枝垂れ桜です。形から見ると有名な名木のようにも見えます?が、撮影地は東京・調布市にある神代植物公園の枝垂れ桜です。正面から順光で見ると平凡な印象ですが、木の下に入って幹に寄りかかって上を見ています。逆光です。手前の枝は当然シルエットになりますから形の面白さがポイントになります。ゴツゴツとしながらも流麗な印象を醸し出しています。17㎜の広角レンズでシルエットになった枝がバランスよく画面に収まるようにポジション、アングルを決めて撮っています。画面下部に枝垂れ を配して豪華な雰囲気も表現しています。
【カメラ:ニコンD700 レンズ:AF-S17-35㎜(17㎜) 絞り:f/11 シャッタースピード:1/125 露出補正:+0.5】
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■水辺の春
植新宿御苑の桜です。池畔に植えられた桜。春の光を浴びて輝いています。微風が水面にさざ波を起こしていました。きらきらと輝いて春の光も感じられます。
デジタルカメラはISO感度を変えられます。この作品はシャッタースピードが1/1000秒になるようにISO感度を1600に上げて撮っています。水面が星のような輝きになって、春の光が強調されていますし水の温もりも感じられる作品になっています。水面の太陽の輝きも入れて撮る場合は1/1000秒以上が効果的です。デジタルカメラだから出来た表現です。
【ニコンD7000 ホワイトバランス:晴天 レンズ:VR18-200㎜(170㎜) 絞り:f/16 シャッタースピード:1/1000 露出補正:-0.5】
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■額縁効果を生かす
新宿御苑の日本庭園に近い方の中の池の橋のたもとです。樹齢数百年と思えるソメイヨシノの古木があります。保護されているのか近寄れないように木の柵でガードされています。その柵を利用しました。柵の前に座り込んで画面の上下に柵が入り、下側が明るくなるポジション・アングルを決めています。この桜の枝は右側の方が大きいために幹を左側に配置しています。20㎜の広角レンズで柵に対して斜めから撮った
ことで額縁効果が出て一服の絵を見ているようです。
【ニコンD700 ホワイトバランス:晴天 レンズ:20㎜ 絞り:f/16 シャッタースピード:1/750゙】
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■小さな春
この桜の撮り方も定番です。太い幹から桜の子供が顔を出しています。手前は日影で背景は日向です。逆光ですから画面上下に配した枝はシルエットになります。この作品も上下の枝がシルエットになって主役の桜を浮かび上がらせています。開放絞り値ですが背景の桜の存在が分かる程度のボケになったこととピンク、緑、そして空の青が入ったためにカラフルな色味になって可愛さとウキウキするような楽しさも表現されています。
【ニコンD7000 ホワイトバランス:晴天 レンズ:VR16-85㎜(85㎜) 絞り:f/5.6 シャッタースピード:1/1500】
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■心ウキウキ
ソメイヨシノは淡いピンク色で派手さはなく落ち着いた色調が日本人の美意識に合っていうようです。八重桜は色も派手気味でカラットしていてソメイヨシノのようなしっとり感はありませんがカラフルな色調が気持ちまでウキウキさえます。八重桜は固まって花を付けています。逆光で一つの塊を+1.0の露出補正で撮ったことで、濁りのない色調とともに透明感も醸し出しています。右上の三枚の葉もバランスを整えています。絞りもf/5.6まで絞ったことで背景に咲いている様子も写って臨場感も出ています。花の写真は光の状態を最も意識しながら撮るようにしてください。
【ニコンD7000 ホワイトバランス:晴天 レンズ:VRマイクロ105㎜ 絞り:f/5.6 シャッタースピード:1/500 露出補正:+1.0】
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by hanakanji | 2014-03-08 23:08 | Comments(0)