散歩写真を楽しもう


by hanakanji
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<   2014年 06月 ( 2 )   > この月の画像一覧

今年ハスは少ない?

西日本では梅雨明けが宣言されました。関東でも2,3日すると梅雨開けが宣言されるようです。
毎年、この時期になると同じ「ハス池」に出かけます。大きな瓶に植えられているハスの花はすでに花びらを落としているものが多く、花托が目立っています。今年のハス池の水面は葉に覆われていますが花の数は数えるほどしか無くがっかりします。諦めずに考え方を変えれば、少ない「ハス」ですから目移りすることなくゆっくりと対峙することが出来、その分ポジションやアングルを変えて撮り比べることもできます。
■オーソドックスに撮る
午前11時頃です。太陽はトップライトで強い日差しが照りつけています。
葉に隠れるように一輪のハスが太陽の光を受けていました。広くを入れ過ぎるとハスの存在感が弱まりますので、葉が自分の子供を守っているように周囲を葉で囲ってみました。
【ニコンD7100 ホワイトバランス:晴天 18-300㎜(100㎜)f/11 1/1000秒 -0.5 】
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■ホワイトバランスを変えて撮る
快晴の午前11時頃です。まだまだ探せば開いているハスの花はあります。夏の太陽を受けて多くの葉の中でガラス細工のような輝きと透明感を醸し出していました。ただそのまま撮れば平凡なハスの花の作品になってしまいます。ホワイトバランスを白色蛍光灯に変えて、更に-1.5の思い切った露出補正が相まって肉眼では見ることが出来ない透明感を保ちながら早朝の神秘的で厳かな雰囲気のある作品に仕上がっています
【ニコンD7100 ホワイトバランス:白色蛍光灯 18-300㎜(100㎜) f/8 1/6000秒 -1.5 】
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■夏の光を意識する
朝から痛いような強い日差しが照りつけています。空には雲も湧いています。青空と白い雲が梅雨明け間近かを思い浮かべさせます。トップライトが大きな葉の葉脈まで浮かび上がらせて夏の光を感じさせています。葉を右上から左下に流れるように配置して左上に雲を入れてバランスを整えています。大きな葉の間にハスの花を小さく取り入れたことで夏の彩りも表現されています。ピクチャーコントロールを風景にしてコントラストも強くしたことも夏の光を強調しています。
【ニコンD7100 ホワイトバランス:晴天 18-300㎜(18㎜)f/22 1/250秒 】
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■形を撮る
夏を思わせる空と雲です。このはすは鉢に植えられていますから他のハス池と違ってカメラアングルをハスの花に合せて撮ることが出来ます18-55㎜レンズは最短撮影距離が約30㎝と近く広角接写に向くレンズです。この作品も焦点距離を18㎜側にセットして空、水面の涼を意識して主題のハスの花が画面の中に出来るだけ大きくなるように自分が近づいて撮っています。近づくことで形の面白さとともに存在感も強調されています。また、広角レンズ特有の遠近感も誇張されて奥行きが、タテ位置構図が高さも強調して「天女」が舞い降りるような雰囲気も漂っています。広角レンズで大きく撮る!です。
【ニコンD7100 ホワイトバランス:晴天 18-55㎜(18㎜)f/8 1/200】
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■散った後もシャッターチャンス
瓶植えのハスの花です。既に4日経ったのか水面に一つの花びらが浮かんでいました。桜の花びらが水面の漂う姿は「花いかだ」と言われ惜春の代名詞のような存在ですが、瓶に浮かぶハスの花びらも風情がありますし、葉、そして小さな水草が夏の彩りを添えています。池では見られない鉢植えだから見える世界です。この作品では空の写り込みもポイントです。
【ニコンD7100 ホワイトバランス:晴天 18-55㎜(18㎜)f/8 1/250】
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■大小の比較
池の横には鉢植えのハスの花があります。多くの花びらが落ちていました。形が良く、汚れが無いものを選んで、大海原を航海する船のようなイメージで水面に浮かべました。水面には青空と雲も反射しています。画面上に黒く小さく見えるのは「アメンボー」です。何かの大きさを比較する場合は主題の大きさを想像できるものを入れます。この場合はアメンボーです。花びらの大きさも強調されています。水面に写りこんだ雲や空を写す時のコツはマイナス補正をすることと反射が消えてしまいますからC-PLフィルターは使わないことです。
【ニコンD7100 ホワイトバランス:晴天 18-55㎜(18㎜)f/8 1/250 -0.5】
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by hanakanji | 2014-06-27 00:32

滝と渓流の季節

お待たせしました。久しぶりの更新です。
水と緑は相性の良く被写体です。新緑の季節、山や高原に出かけた際、滝やきれいな渓流に出会うことが多くあります。写欲がそそられます。滝や渓流の撮影の基本は「スローシャッターで切る」で流れを雲海のように柔らかく写します。反対にデジタルカメラはISO感度を変えられます。高いISO感度に設定することで高速シャッターになって水の力強さや迫力が表現されます。デジタルカメラはこの両方を撮ることが出来ます。
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【ISO100 シャッタースピード:2秒 絞り:f/19 】
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【ISO3200 シャッタースピード:1/500秒 絞り:f/8】
■緑陰
周りを新緑に囲まれた神馬の滝。遠くから見ると滝と呼べるか?ですが手前にも一滝が有りました。この時期は渓流沿いの新緑も美しく滝と渓流の両方が引き立ちます。背景の神馬はここから見ると水煙で靄がかかったようになっています。新緑、渓流、そして滝とよくばっていますが視線が手前の新緑から神馬の滝まで行くようにポジションアングルを決めています。また、絹の糸のように柔らかい表現をするためにISO感度は100で絞りはf/22まで絞り込んでいます。緑に隠れた滝が浮かび上がっています。
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【17-35㎜(35㎜) シャッタースピード:2秒 絞り:f/22 ISO100 露出補正:-1.0】
■造形美
落差20mほどの滝です。ISO感度を上げて、高速シャッター落ちる滝の造形美を狙いました。白いレースのカーテンのような造形が表現できました。
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【70-200㎜(200㎜)ISO1600 f/1 1 1/1000秒】
■梅雨時の渓流
6月の梓川は雪解け水がおおく滔々と流れています。
上高地の定番と言われる河童橋の下に降りて撮っています。定番写真と揶揄する人もいますが「定番写真」ほど難しい被写体です。広い川の中で川中にある大きな石で水が白濁しいていました。広角レンズで近づいて撮っています。雪解けの水量と流れの優しさを出すためにスローシャッターにしていますし、透明感も出すためにPLフィルターで水面の反射を抑えています。また、f/22まで絞り込んだことで風景写真の基本であるパンフォーカスになっています。季節を出すために木々の緑も配置していますし左上に残雪の乗鞍を配置したことが相まって初夏の上高地が表現されています。
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【12-24㎜(12㎜) シャッタースピード:2秒 絞り:f/22 ISO100 露出補正:-1.5】
■新緑の水面
渓流の上には橋が有ります。渓流の両岸にある木々たちが初夏の光に「輝いています。晴天の午後1時前後に川面が緑の反射に覆われますが橋の影が反射に濃淡を付けて画面に変化を付けています。本来ならスローシャッターで絹の糸のように柔らかく描写するところですが、勢いも表現したくて1/15秒にしています。流れの勢いも出ました。岩で白濁した流れを対角線上に配置したことでバランスが整っていますし画面に奥行きも出しています。
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【18-200㎜(62㎜) シャッタースピード:1/15秒 絞り:f/11 ISO100 露出補正:+0.5】
■水面の宝石
山で降った雨が、長い年月をかけて地中を旅している間に不純物などが取り除かれてピュアな水となって麓の川に湧水となって溢れています。湧きだしているために小さな揺らめきがあります。川底には小石が並んでいます。そこに太陽が当たり水面が宝石のような輝きを放っています。この様な被写体はブレが出ると形が崩れますし速すぎると水面の揺らめきが少なくなって輝きも足らなくなります。1/15秒 1/60秒 1/250秒で撮り比べています。1/250秒がイメージに近い写り方です。
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【70-300㎜(195㎜) シャッタースピード:1/250秒 絞り:f/8 ISO400 露出補正:-1.0】
■水彩画のような写真表現
滔々とした流れに新緑が反射しています。そのまま撮ればよく見る渓流風景ですが、色合いや光の状態で水彩画のような温かみと流れの勢いを出したく撮っています。イメージ通りんp作品になっています。
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【55-300㎜(300㎜) シャッタースピード:1/500秒 絞り:f/13 ISO3200 露出補正:+1.0】
★C-PL(円偏光)フィルターの効果
C-PLフィルターは水面の反射を抑えてクリアーな色調の作品にしてくれます。反面、川底等が写り過
ぎて趣のない作品になります。この日は青空に白い雲が浮かんで綺麗な渓流風景でした。川岸に降りると
手前の水たまりに青空と雲が」写りこんで初夏の渓流が現れていました。上の作例はC-PLを使っています。青空や雲の写り込みが無く平凡です。下の作例はC-PLフィルター未使用です。青空と白い雲が」写り込んで初夏の渓流風景が表現されています。
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by hanakanji | 2014-06-09 14:04