寒い日はちょっと一息
2014年 01月 11日
冷たい北風が吹きすさむ冬は公園や植物園でもカラフルな花木たちの姿見られません。
寒い冬でも植物園の温室の中は外の寒さが嘘のようにカラフルな花たちが咲き競いまさに「花のワンダーランド」です。こんな時こそ、マイクロレンズやちょっとした工夫で花の撮影を楽しみましょう。一本の花や造花があれば家の中でも楽しめます。
■□仮面舞踏会
カトレアの花です。近づいて見ると様々なイメージが湧いてきます。花芯部分に意識を集中させると空を飛んでいるかのように見えますし、花弁と花弁に集中すると目のようにも目えてきます。この場合は仮面舞踏会でかぶる面をイメージしました。目(?)部分が白ですとインパクトに欠けます。ポジションとアングルの調整で赤い花が入るように撮りました。イメージ通り「仮面」が写し出されていますし、赤い目がインパクトを与えています。マイクロレンズだから撮れた作品です。
【ニコンD7100+マイクロ60㎜ f/11 露出補正-0.5】
■□机上が撮影スタジオ
冬は寒いですし、雨や雪が降っていれば出かける気持ちもなえてしまいます。そんな時、マイクロレンズがあれば、机上が撮影スタジオに変わります。左の写真はパソコンデスクです。天井はLED照明です。デジタルカメラはホワイトバランスを変えることで被写体本来の色調で撮ることが出来ます。このスタジオでは「オート1」が見た目に近い色調に写りました。LEDや電球などミックス光では「プリセット」でホワイトバランスをとることで見た目に近い色調に写ります。水滴遊びのセットです。下の写真は撮影しているところです。CDケースの両方に霧吹きで水滴を付けています。その後に造花の花を置いています。背景を黒くしたい時は黒いポーチを置くだけで十分ですし白くしたい時は白い紙を置きます。カメラは三脚にセットします。背景の花の中心にカメラが来るように高さを合せます。またCDケースとカメラが並行になるようにすることで画面全体にピントが合います。背景の花を大きくぼかす時は花を後ろに下げます。①の作例はCDケースから約10㎝後ろ。
①
■□机上は満月・・?
マイクロレンズは他のレンズに比べ、イメージサークルが大きいレンズです。目で見て眩しくないと時の太陽もそうですし、机上では懐中電灯を使っても夕日を背景にしたススキの作品が撮れます。セットは空き瓶にススキを刺しています。左側に懐中電灯(LEDだは無くて電球タイプ)を置いています。直接ですと電球の反射板の丸い形が写りボーナツのような形になりますので、懐中電灯の前に乳白色のクリアーファイルを置いて減光しています。撮影手順は、①絞りは開放(絞り込むと電灯丸くならずに角型になります)②ピント合わせはマニュアルでカメラの位置を決めたら、レンズの距離リングを近距離側に回します。そうすると電球の丸が大きくなってきます。自分の好みの大きさにします。③ススキの穂がハッキリするように瓶を前後させます。ホワイトバランスは「晴天」にして写します。
【ニコンD7100+マイクロ105㎜ f/2.8(ファイッダー内表示はf/4.5 +1.0の露出補正】
■画像編集(フィルター効果)を楽しむ
デジタルカメラはフィルムカメラでは出来なかったことが簡単に出来るようになっています。画像のトリミングや画質モードをRAWで撮っておくと、カメラ内部でホワイトバランスやピクチャーコントロール、そしてモノクロ画像への変換などが出来ます。メニュー画面の中には「画像編集」機能があり、2回の多重露光と同じ効果が得られる「画像合成」やフィルター効果の中には「ソフト」や「クロススクリーン」などがあって、撮った後の画像で変換出来ます。変換した画像は「別名」で保存されますから元画像はそのまま残ります。左上は撮ったままの画像(元画像)です。下はフィルター効果でソフトを選んでいます。優しい印象の作品になっています。
ソフト効果には、「弱」「標準」「強」から選べます。被写体の色調に応じて使い分けします。
寒い冬でも植物園の温室の中は外の寒さが嘘のようにカラフルな花たちが咲き競いまさに「花のワンダーランド」です。こんな時こそ、マイクロレンズやちょっとした工夫で花の撮影を楽しみましょう。一本の花や造花があれば家の中でも楽しめます。
■□仮面舞踏会
カトレアの花です。近づいて見ると様々なイメージが湧いてきます。花芯部分に意識を集中させると空を飛んでいるかのように見えますし、花弁と花弁に集中すると目のようにも目えてきます。この場合は仮面舞踏会でかぶる面をイメージしました。目(?)部分が白ですとインパクトに欠けます。ポジションとアングルの調整で赤い花が入るように撮りました。イメージ通り「仮面」が写し出されていますし、赤い目がインパクトを与えています。マイクロレンズだから撮れた作品です。
【ニコンD7100+マイクロ60㎜ f/11 露出補正-0.5】
■□机上が撮影スタジオ
冬は寒いですし、雨や雪が降っていれば出かける気持ちもなえてしまいます。そんな時、マイクロレンズがあれば、机上が撮影スタジオに変わります。左の写真はパソコンデスクです。天井はLED照明です。デジタルカメラはホワイトバランスを変えることで被写体本来の色調で撮ることが出来ます。このスタジオでは「オート1」が見た目に近い色調に写りました。LEDや電球などミックス光では「プリセット」でホワイトバランスをとることで見た目に近い色調に写ります。水滴遊びのセットです。下の写真は撮影しているところです。CDケースの両方に霧吹きで水滴を付けています。その後に造花の花を置いています。背景を黒くしたい時は黒いポーチを置くだけで十分ですし白くしたい時は白い紙を置きます。カメラは三脚にセットします。背景の花の中心にカメラが来るように高さを合せます。またCDケースとカメラが並行になるようにすることで画面全体にピントが合います。背景の花を大きくぼかす時は花を後ろに下げます。①の作例はCDケースから約10㎝後ろ。
①
■□机上は満月・・?
マイクロレンズは他のレンズに比べ、イメージサークルが大きいレンズです。目で見て眩しくないと時の太陽もそうですし、机上では懐中電灯を使っても夕日を背景にしたススキの作品が撮れます。セットは空き瓶にススキを刺しています。左側に懐中電灯(LEDだは無くて電球タイプ)を置いています。直接ですと電球の反射板の丸い形が写りボーナツのような形になりますので、懐中電灯の前に乳白色のクリアーファイルを置いて減光しています。撮影手順は、①絞りは開放(絞り込むと電灯丸くならずに角型になります)②ピント合わせはマニュアルでカメラの位置を決めたら、レンズの距離リングを近距離側に回します。そうすると電球の丸が大きくなってきます。自分の好みの大きさにします。③ススキの穂がハッキリするように瓶を前後させます。ホワイトバランスは「晴天」にして写します。
【ニコンD7100+マイクロ105㎜ f/2.8(ファイッダー内表示はf/4.5 +1.0の露出補正】
■画像編集(フィルター効果)を楽しむ
デジタルカメラはフィルムカメラでは出来なかったことが簡単に出来るようになっています。画像のトリミングや画質モードをRAWで撮っておくと、カメラ内部でホワイトバランスやピクチャーコントロール、そしてモノクロ画像への変換などが出来ます。メニュー画面の中には「画像編集」機能があり、2回の多重露光と同じ効果が得られる「画像合成」やフィルター効果の中には「ソフト」や「クロススクリーン」などがあって、撮った後の画像で変換出来ます。変換した画像は「別名」で保存されますから元画像はそのまま残ります。左上は撮ったままの画像(元画像)です。下はフィルター効果でソフトを選んでいます。優しい印象の作品になっています。
ソフト効果には、「弱」「標準」「強」から選べます。被写体の色調に応じて使い分けします。
by hanakanji
| 2014-01-11 10:40
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