散歩で写真を楽しもう


by hanakanji
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梅を撮る(Ⅲ)

3月になり満開の梅や見ごろを過ぎた梅が目立ってきた。写し映えのする被写体探しに苦労します。背景を大きくぼかしたり造形美を撮ることが多くなってきます。ニコンのマイクロレンズは40㎜、60㎜、85㎜、105㎜、200㎜がある。全て等倍撮影が可能。違いは同じ大きさで写したときにレンズの先端から被写体までの距離の違いと同じ絞り値でも焦点距離が大きくなるほどボケも大きくなります。レンズの先端から被写体までの距離は40㎜は約5㎝、60㎜は約6㎝、85㎜は約10㎝、105㎜は約14㎝で等倍撮影になります。すでに黄色く変色している花もありますが、まだまだこれから咲いてくる花もあります。神代植物公園の小さな梅園ですがこれだけのバリエーションの梅の作品が写せます。アップの撮影は撮影場所を限りません。道端た小さな公園、鉢植えの梅でも十分楽しめます。
「影を生かす」
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明け方まで雨が降っていた。爆弾低気圧の予報もあったためか、10時頃の梅園は人影が見えません。ラッキーです。形の良い梅の老木の影が地面に墨絵を描いています。20㎜の広角レンズで影に近づいて影を大胆に、環境も描写するために画面上部に梅が入るアングルで撮影しています。影を強調するためピクチャーコントロールは風景にしてコントラストを強くしています。
「撮影データ」
カメラ:ニコンD750 レンズ:20㎜f1.8 ISO感度:オート(400) 露出モード:A(絞り優先) 絞り:f/16 シャッタースピード:1/180秒 
露出補正:-0.5 ホワイトバランス:晴天 ピクチャーコントロール:風景 アクティブDライティング:しない 画質モード:RAW(12bit)
「色のコントラストを狙う」
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望遠レンズは大きなボケが特長。ズームレンズでも高倍率ズームはボケが良くないと言われていますが、自分の気持ちが大切です18-300㎜の300㎜で撮っています。
18-300 F/3.5-5.6Gの最短撮影距離は全焦点距離域で約50㎝です。(*28-300㎜も同等です)300㎜で約50㎝まで近づけるレンズは見当たりません。背景に紅梅が咲いています。右上に白梅もあります。手前の白梅までは約1m程度です。f/5.6の開放で撮ったことで紅梅が大きなボケになってコントラストともに手前の白梅を引き立てています。右上の白梅のボケも樹間の光のように見えます。
「撮影データ」
カメラ:ニコンD7500 レンズ:18-300㎜(300㎜) ISO感度:オート(400) 露出モード:A(絞り優先) 絞り:f/5.6 シャッタースピード:1/750秒 
露出補正:なし ホワイトバランス:晴天 ピクチャーコントロール:ポートレート アクティブDライティング:強め 画質モード:RAW(12bit)
「レタッチでイメージ通りに仕上げる」
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枝垂れ梅です。背景にも咲いています。枝垂れの枝も多く入ります。そのままでは煩雑になるのでレタッチで左右をカットしています。すっきりした画面になっていますしイメージ通り「枝垂れ梅の掛け軸」が表現されています。自分のイメージ通りの作品に仕上げるレタッチも撮影技術です。
「撮影データ」
カメラ:ニコンD7000 レンズ:70-300㎜(220㎜) ISO感度:オート(400) 露出モード:A(絞り優先) 絞り:f/5.6 シャッタースピード:1/500秒 
露出補正:-0.5 ホワイトバランス:晴天 ピクチャーコントロール:スタンダード アクティブDライティング:強め 画質モード:RAW(12bit)
「マイクロレンズで造形を撮る」
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梅の造形を撮る場合は正面よりも後ろから愕を入れて撮る方が造形美が出ます。逆光で可弁がカメラに対して並行になるポジションとアングルを探して撮っています。マイクロ60㎜でf/5.6まで絞って撮ったことで全ての可弁がシャープに写っていますし撮影距離が近いことが相まって背景も大きなボケが生まれています。逆光も透明感を醸し出しています。逆光ですから明るめに撮ることもクリアーな色調に仕上げるコツです。
「撮影データ」
カメラ:ニコンD7500 レンズ:マイクロ60㎜ ISO感度:オート(400) 露出モード:A(絞り優先) 絞り:f/5.6 シャッタースピード:1/1500秒 
露出補正:+0.5 ホワイトバランス:晴天 ピクチャーコントロール:ポートレート アクティブDライティング:強め 画質モード:RAW(12bit)
「発想を変える」

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花だけでなく同じ枝に付いている蕾に焦点を当ててみました。かわいさとあすには花開く?と期待感を持たせる作品になっています。このとき太陽が雲に隠れましたのでホワイトバランスをオート1にしています。写真を撮るのに決まりはありません。自由な発想で撮ることが写真を楽しむことにつながります。
「撮影データ」
カメラ:ニコンD7500 レンズ:マイクロ60㎜ ISO感度:オート(400) 露出モード:A(絞り優先) 絞り:f/4 シャッタースピード:1/4000秒 
露出補正:なし ホワイトバランス:オート1 ピクチャーコントロール:ポートレート アクティブDライティング:強め 画質モード:RAW(12bit)
「白梅の場合」
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ピントは蕾で上の作品と同じイメージで撮っています。違いは撮影距離を遠目にして太めの枝を配置した事です。この時は太陽が顔をだしたことで白梅が輝いて見えます。早春の光とともにかわいさも醸し出されています。早春の光を強調するために画面上部を広めにして背景の白梅を丸ボケで配置しています。
「撮影データ」
カメラ:ニコンD7500 レンズ:マイクロ60㎜ ISO感度:オート(400) 露出モード:A(絞り優先) 絞り:f/11 シャッタースピード:1/750秒 
露出補正:+0.5 ホワイトバランス:晴天 ピクチャーコントロール:ポートレート アクティブDライティング:強め 画質モード:RAW(12bit)
「白梅を横から撮った」
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梅の花が真横になるようなアングルで撮りました。梅の花の形は出ていませんが一番目立つのは黄色い雄しべです。暗めの背景を選んでピントはマニュアルで雄しべに合わせています。暗めの背景から浮かび上がっていますし可弁にうっすらと陰影が付いたことで立体感も醸し出されています。三脚が使えず手持ち撮影です。VRはブレは削減してくれますがピント位置が調整してくれません。このような場面では高速連写で出来上がった画像から雄しべにピントが合った画像を選びます。手持ちで全ての花の撮影には「高速連写」が有効です。
「撮影データ」
カメラ:ニコンD7500 レンズ:マイクロ60㎜ ISO感度:オート(400) 露出モード:A(絞り優先) 絞り:f/5.6 シャッタースピード:1/3000秒 
露出補正:+0.5 ホワイトバランス:オート1 ピクチャーコントロール:ポートレート アクティブDライティング:標準 画質モード:RAW(12bit)

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Commented by marukun1234 at 2018-03-12 17:55
こんばんは 大阪の祭り好きです いつも勉強になる写真の撮り方 掲載いただきありがとうございます 今大阪では梅が見頃なんで 早速 この撮り方使わせていただいます 
by hanakanji | 2018-03-03 22:21 | Comments(1)