バラも満開
2018年 05月 08日
「ピクチャーコントロール」
赤、ピンク、白、黄色といろいろなバラがあります。バラに限りませんが、真っ赤やオレンジ系など彩度の高い被写体は色の飽和と言ってペンキを落としたように派手で質感の乏しい画像になることがあります。まず撮ってみて色が派手すぎると感じた場合は「ピクチャーコントロール」を変えて撮り直します。輪郭強調、明るさ、コントラスト、色の濃さ(彩度)、色合い(色相)を調整することでさらにイメージ通りの作品に近づきます。
*画質モードがRAWであればカメラ内RAW現像と言って撮った画像をカメラ内部で変換することができます。変換した画像はJPEGで別名保存されます。キャプチャーNX-IやNX-Dではパソコンで変換ができます。こちらはRAWのままに保存されます。
「スタンダード」
「ポートレート」
「ビビッド」
以上の結果から、彩度の高いバラや花木、原色に近いランなどを撮る場合は「ポートレート」が良さそうです。それでも強いと思えば「ニュートラル」でもかまいません。
「日向と日陰」
●日向
「撮影データ」
カメラ:ニコンD7500 レンズ:マイクロ105㎜ ISO感度:オート(400) 露出モード:A(絞り優先) 絞り:f/4 シャッタースピード:1/6000秒
露出補正:なし ホワイトバランス:オート ピクチャーコントロール:ニュートラル(輪郭強調+1.0 明瞭度+2 コントラスト+1.0 明るさ+1.0 色の濃さ:-1.0にカスタム設定) アクティブDライティング:オート 画質モード:RAW(12bit)
●日陰
「撮影データ」
カメラ:ニコンD7500 レンズ:マイクロ105㎜ ISO感度:オート(400) 露出モード:A(絞り優先) 絞り:f/4 シャッタースピード:1/1500秒
露出補正:なし ホワイトバランス:オート ピクチャーコントロール:ニュートラル(輪郭強調+1.0 明瞭度+2 コントラスト+1.0 明るさ+1.0 色の濃さ:-1.0にカスタム設定) アクティブDライティング:オート 画質モード:RAW(12bit)
「ズームレンズで撮る」
ニッコール16-80㎜F/2.8-4Eは全焦点距離で最短撮影距離が約25㎝。広角側ではバラの咲く風景、望遠側で近づいて撮ることでバラの接写ができる便利なレンズです。多くの観光客でにぎわう植物園や公園では重宝します。
「広角側で撮る」
「撮影データ」
カメラ:ニコンD7500 レンズ:16-80㎜F2.8-4E(27㎜) ISO感度:オート(400) 露出モード:A(絞り優先) 絞り:f/22 シャッタースピード:1/1000秒
露出補正:なし ホワイトバランス:オート ピクチャーコントロール:ポートレート(輪郭強調:+2.0 明瞭度:0 コントラスト:0 明るさ:-1.0 色の濃さ:-1.0にカスタム設定) アクティブDライティング:オート 画質モード:RAW(12bit)
「望遠側で撮る」
「撮影データ」
カメラ:ニコンD7500 レンズ:16-80㎜F2.8-4E(80㎜) ISO感度:オート(400) 露出モード:A(絞り優先) 絞り:f/5.6 シャッタースピード:1/3000秒
露出補正:なし ホワイトバランス:オート ピクチャーコントロール:ポートレート(輪郭強調:+2.0 明瞭度:+1.0 コントラスト:0 明るさ:+1.0 色の濃さ:-1.0にカスタム設定) アクティブDライティング:オート 画質モード:RAW(12bit)
「前ボケを生かす」
「撮影データ」
カメラ:ニコンD7500 レンズ:マイクロ105㎜ ISO感度:オート(200) 露出モード:A(絞り優先) 絞り:f/4 シャッタースピード:1/1500秒
露出補正:なし ホワイトバランス:オート ピクチャーコントロール:ポートレート(輪郭強調:+2.0 明瞭度:0 コントラスト:0 明るさ:0 色の濃さ:-1.0にカスタム設定) アクティブDライティング:オート 画質モード:RAW(12bit)
「後ろボケ」
「撮影データ」
カメラ:ニコンD7500 レンズ:マイクロ105㎜ ISO感度:オート(400) 露出モード:A(絞り優先) 絞り:f/5.6 シャッタースピード:1/4000秒
露出補正:なし ホワイトバランス:オート ピクチャーコントロール:ニュートラル(輪郭強調+1.0 明瞭度+2 コントラスト+1.0 明るさ+1.0 色の濃さ:0にカスタム設定) アクティブDライティング:オート 画質モード:RAW(12bit)
by hanakanji
| 2018-05-08 22:34
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