■雨だから撮れる作品です。
ドイツ?のクリスマスの出店。雨で人影も少なく何かさみしそうでした。でも、写真を撮るには最適でした。
赤いテントを多く入れて、下部に出店を配しました。テントの先端には雨しずく。カメラはニコンD7000.手ブレが怖いのでISO1600まで上げています。ノイズらしきものは見られません。

■大桟橋に係留中の「飛鳥」です。大桟橋の地下通路は青い蛍光灯がともり写真にすると青みの強い描写になります。ガラスに写った水滴と飛鳥の色調のバランスも整っています。ホワイトバランスは「晴天」にしたことで、通路の青みと飛鳥の黄色がより旅情を演出してくれました。奥までのピントが必要なためf19、露出補正-1.0EVで撮っています。

■傘をさしての撮影です。手ブレの心配があります。D7000でISO感度は3200まで上げて撮っています。それでもf5.6 1/20秒しか上がりません。16-85のVR機能のお陰でブレのない画像が得られました。馬車道の線路と反射する照明と傘をさしているひとを配して旅情を演出です。

◎露光間ズームはズーミングの速さによって光跡が違ってきます。たとえば6秒の露光とした場合、
2秒程度はそのままで、残りの4秒の間に広角~望遠に動かすようにします。いったんシャッターボタンを押したら
指をはずしてもOKです。ずっと押し続ける必要はありません。
でも、シャープな写真だけがいいわけではありません。ISO感度は200程度でシャッタースピードを2秒や4秒程度遅くして、露光中にカメラを「の」の時のように動かすことで楽しい写真になります。また、三脚を使って、露光中にズーミングすることでも楽しい作品が撮れます。
■速いシャッターで手持ちで撮る
ISO感度を上げれは速いシャッターで切れて見た目のとおりに写ります。でも、見方によってはつまらないsですよね。

■敢えてスローシャッターで切る
ISO感度を下げてシャッタースピードが2秒~4秒程度にして手持ちで撮りました、その間カメラえおS字や丸を描くように動かします。光の軌跡で思わぬ面白い作品が得られます。


■露光間ズームを楽しむ
ズームレンズだから撮れる作品です。三脚を使用します。①広角側で構図を決めます。②シャッタースピードが4-6秒程度になるようにします。③シャッターを切って2秒程度立ってから望遠側にズーミングします。初めの2秒程度は画面に芯を作るためです(この場合、サンタの絵です)

■合わせ技
三脚雲台のパーン棒はゆるめておきます。露光間ズーム撮影をしながらカメラを回転させます。単なる露光間ズームや手持ち撮影では得られない作品になります。

◎写真をとるに「こうあるべき」とのきまりはありません。自由な発想で遊び心を持って写真を楽しむことも必用です。さあ、規律にとらわれず自由な発想で写真を楽しみましょう!
■雨を味方に北鎌倉:本音で言えば雨の日の撮影はカメラ機材はもちろん、体も濡れてつらいものがあります。今年は彩りも遅れていました。でも、よく見ると、葉の色彩が例年以上に豊でした。雨も幸いして、柔らかな逆光が葉を照らしています。葉の彩りが目立つように背景が暗目になるポジションから撮っています。

■水滴の輝き:激しい雨でしたが時折やむこともありました。そんなときは紅葉の細い枝先には無数の水滴が付いています。山里の秋のイメージを出すため、茅葺屋根の一部を取り入れて、水滴の背景としています。
柔らかな雨上がりの光がイメージ通り「山里の秋」を表現してくれました。

■遊び心も必用:雨の日でしか撮れない作品です。コンビニで買ったビニールの傘です。雨粒が付いています。落葉をくっつけました。片手は傘を片手はカメラを持っています。手ブレはこわいので高ISO感度で撮っています。また、傘の角度を変えるたびにビニールのしわの反射が出てきます。これも作品に良いアクセントになっています。
