散歩で写真を楽しもう


by hanakanji
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<   2018年 05月 ( 2 )   > この月の画像一覧

ばらも盛りが過ぎたよう

5月8日から31まで神代植物公園では「バラフェスタ」が開催中。バラも例外ではなく、満開の時期が早く8日はすでに満開を迎えていたようです。15日に行ったときには奇麗なバラを探すのに苦労しました。こんな時はマイクロレンズでイメージ優先で撮ります。マイクロレンズは近づいて撮るために多くのバラは必要ありません。早く咲きすぎたと言っても、探せば蕾の膨らんだものや今が盛りとも言えるバラもみつかります。
「雨上がり」
b0183370_10580313.jpg
マイクロレンズだから撮れた作品です。雨上がり、花芯に一粒の水滴がありました。渦巻状の花芯と対話している雰囲気を出すために対角線上に入るポジションを、そして水滴に背景の花弁の色が付くアングルを選択。雨上がりの造形美が表現されています。
「撮影データ」
カメラ:ニコンD750 レンズ:マイクロ105㎜ ISO感度:オート(400) 露出モード:A(絞り優先) 絞り:f/4 シャッタースピード:1/6000秒 
露出補正:-0.5 ホワイトバランス:晴天 ピクチャーコントロール:ポートレート(輪郭強調+1.0 明瞭度+2 コントラスト+1.0 明るさ+1.0 色の濃さ:0にカスタム設定) アクティブDライティング:オート 画質モード:RAW(12bit)
「灯火」 
b0183370_10593924.jpg
形のよい一輪を発見。快晴で背後から光が当たっています。「バラの灯火」をイメージしました。マイクロレンズで思い切り近づいてピントは木漏れ日の部分に合わせるときつい印象になりため花芯に合わせていますし造形美も出すために絞りはf/8まで絞り込んでいます。木漏れ日はピントが外れて淡い灯火になっています。逆光ですが明暗差を付けるために-0.5の露出補正をしています。イメージ通り「バラの灯火」が表現されました。
「撮影データ」
カメラ:ニコンD7500 レンズ:マイクロ105㎜ ISO感度:オート(400) 露出モード:A(絞り優先) 絞り:f/8 シャッタースピード:1/2000秒 
露出補正:-0.5 ホワイトバランス:晴天 ピクチャーコントロール:ニュートラル(輪郭強調+1.0 明瞭度+2 コントラスト+1.0 明るさ+1.0 色の濃さ:-1.0にカスタム設定) アクティブDライティング:オート 画質モード:RAW(12bit)
「トリミングでイメージ通りに仕上げる」
b0183370_10582831.jpg
一枝に2-3輪の花を付けるバラもあります。このバラは開いているバラと蕾が混在していました。主題は蕾です。背景に咲いたバラが来るようなポジションとアングルを選んで撮っています。また、蕾と花と造形美を強調するために、画面を真四角にトリミングしています。
「撮影データ」
カメラ:ニコンD750 レンズ:AF-P70-300㎜(250㎜) ISO感度:オート(400) 露出モード:A(絞り優先) 絞り:f/5.6 シャッタースピード:1/1500秒 
露出補正:-0.5 ホワイトバランス:晴天 ピクチャーコントロール:ポートレート(輪郭強調+1.0 明瞭度+2 コントラスト+1.0 明るさ+1.0 色の濃さ:0にカスタム設定) アクティブDライティング:オート 画質モード:RAW(12bit)
「正面がだめなら背後をいかす」
b0183370_10585035.jpg
正面は痛みが目立つ花でも背後に回ればまだまだ写欲をそそる被写体です。この作品も、正面を見ると変色した花弁もあり写真には向いていませんが、背後を見ると蕾、花弁、光と写欲をそそる被写体に変身。背景に緑が入るポジションとアングルから撮ったことで色のコントラルトとともに透明感も醸し出されています。250㎜開放の大きなボケも右上の花壇の白いレンガを大きくぼかして主題が浮かび上がっています。
「撮影データ」
カメラ:ニコンDf レンズ:AF-P70-300㎜(250㎜) ISO感度:オート(400) 露出モード:A(絞り優先) 絞り:f/5.6 シャッタースピード:1/2500秒 
露出補正:-0.5 ホワイトバランス:晴天 ピクチャーコントロール:ポートレート(輪郭強調+1.0 明瞭度+3 コントラスト+1.0 明るさ+1.0 色の濃さ:0にカスタム設定) アクティブDライティング:オート 画質モード:RAW(12bit)
「カラフルな色を生かす」
b0183370_11002078.jpg
アップで撮る花の写真は背景のボケで印象が違ってきます。被写界深度は①レンズの焦点距離②設定絞り値③撮影距離の3要素で決まります。AF-P70-300㎜の最短撮影距離は約1.2mです。ピントを合わせた所と背景の距離が遠いほど大きなボケになります。マイクロレンズよりも大きなボケがあられます。一輪の蕾の背景にカラフルなバラをぼかして配置。超望遠の大きなボケが主題を浮かび上がらせていますし楽しさも醸し出されています。この作品の撮影条件は①300㎜の超望遠②f/5.6の開放絞り③蕾まで約1.2mです。
「撮影データ」
カメラ:ニコンD750 レンズ:AF-P70-300㎜(300㎜) ISO感度:オート(640) 露出モード:A(絞り優先) 絞り:f/5.6 シャッタースピード:1/640秒 
露出補正:+0.3 ホワイトバランス:晴天 ピクチャーコントロール:ポートレート(パソコンで輪郭強調+1.0 明瞭度+2 コントラスト+1.0 明るさ+1.0 色の濃さ:0にレタッチ) アクティブDライティング:オート 画質モード:RAW(12bit)

*誤字・脱字・文脈の違いなどはご容赦ください

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by hanakanji | 2018-05-18 11:45 | Comments(2)

バラも満開


今年は桜の開花に始まり、チューリップなど平年より10日から2週間早く開花。写し頃の見極めが難しい時期でした。バラも例外ではなく、各地の植物園やバラ園の早咲きのバラは花弁を落とし終焉を迎えていますが植物園やバラ園では出来るだけ長期間楽しめるように咲く時期を調整しており、たくさんの蕾を持ったバラも目立っています。当分はバラ撮影が楽しめそうです。バラ撮影のコツをまとめてみました。
「ピクチャーコントロール」
赤、ピンク、白、黄色といろいろなバラがあります。バラに限りませんが、真っ赤やオレンジ系など彩度の高い被写体は色の飽和と言ってペンキを落としたように派手で質感の乏しい画像になることがあります。まず撮ってみて色が派手すぎると感じた場合は「ピクチャーコントロール」を変えて撮り直します。輪郭強調、明るさ、コントラスト、色の濃さ(彩度)、色合い(色相)を調整することでさらにイメージ通りの作品に近づきます。
*画質モードがRAWであればカメラ内RAW現像と言って撮った画像をカメラ内部で変換することができます。変換した画像はJPEGで別名保存されます。キャプチャーNX-IやNX-Dではパソコンで変換ができます。こちらはRAWのままに保存されます。
「スタンダード」
b0183370_17242803.jpg
最もポピラーな画像で平均的な仕上がりです。
「ポートレート」
b0183370_17250008.jpg
派手さもなく優しい雰囲気の作品になっています。
「ビビッド」
b0183370_17260506.jpg
彩度が高くなり、派手な印象です。
以上の結果から、彩度の高いバラや花木、原色に近いランなどを撮る場合は「ポートレート」が良さそうです。それでも強いと思えば「ニュートラル」でもかまいません。
「日向と日陰」
●日向
b0183370_16440970.jpg
赤いバラです。強い太陽が当たっています。ピクチャーコントロールは「ニュートラル」で撮っていますが、光が強すぎて質感の乏しい画像になっています。
「撮影データ」
カメラ:ニコンD7500 レンズ:マイクロ105㎜ ISO感度:オート(400) 露出モード:A(絞り優先) 絞り:f/4 シャッタースピード:1/6000秒 
露出補正:なし ホワイトバランス:オート ピクチャーコントロール:ニュートラル(輪郭強調+1.0 明瞭度+2 コントラスト+1.0 明るさ+1.0 色の濃さ:-1.0にカスタム設定) アクティブDライティング:オート 画質モード:RAW(12bit) 
●日陰
b0183370_16442375.jpg
バラが自分の影の中に入るポジションなら撮っています。柔らかなで質感と立体感も醸し出されています。日陰ですからホワイトバランスはオート1で撮っています。
「撮影データ」
カメラ:ニコンD7500 レンズ:マイクロ105㎜ ISO感度:オート(400) 露出モード:A(絞り優先) 絞り:f/4 シャッタースピード:1/1500秒 
露出補正:なし ホワイトバランス:オート ピクチャーコントロール:ニュートラル(輪郭強調+1.0 明瞭度+2 コントラスト+1.0 明るさ+1.0 色の濃さ:-1.0にカスタム設定) アクティブDライティング:オート 画質モード:RAW(12bit)
「ズームレンズで撮る」 
ニッコール16-80㎜F/2.8-4Eは全焦点距離で最短撮影距離が約25㎝。広角側ではバラの咲く風景、望遠側で近づいて撮ることでバラの接写ができる便利なレンズです。多くの観光客でにぎわう植物園や公園では重宝します。
「広角側で撮る」
b0183370_22212449.jpg
広角側で近づいて撮ったことで広角レンズの特長の手前は大きく後ろが小さく写り遠近感も誇張された作品になっています。色調が派手なのでピクチャーコントロールはニュートラルでカスタムしています。
「撮影データ」
カメラ:ニコンD7500 レンズ:16-80㎜F2.8-4E(27㎜) ISO感度:オート(400) 露出モード:A(絞り優先) 絞り:f/22 シャッタースピード:1/1000秒 
露出補正:なし ホワイトバランス:オート ピクチャーコントロール:ポートレート(輪郭強調:+2.0 明瞭度:0 コントラスト:0 明るさ:-1.0 色の濃さ:-1.0にカスタム設定) アクティブDライティング:オート 画質モード:RAW(12bit)
「望遠側で撮る」
b0183370_16372478.jpg
ズームレンズで撮ったと思いますか。80㎜側で近づいて撮っています。背景も地面も適度なボケになって主題のバラが浮かび上がっています。光の当たり方と影を意識して俯瞰気味で撮っています。立体感も醸し出されています。
「撮影データ」
カメラ:ニコンD7500 レンズ:16-80㎜F2.8-4E(80㎜) ISO感度:オート(400) 露出モード:A(絞り優先) 絞り:f/5.6 シャッタースピード:1/3000秒 
露出補正:なし ホワイトバランス:オート ピクチャーコントロール:ポートレート(輪郭強調:+2.0 明瞭度:+1.0 コントラスト:0 明るさ:+1.0 色の濃さ:-1.0にカスタム設定) アクティブDライティング:オート 画質モード:RAW(12bit)
「前ボケを生かす」
b0183370_16414554.jpg
赤いバラ。手前のバラはレンズの表面に付くくらいまで近づいて絞りを開けて、マニュアル後ろのバラの花芯にピントを合わせています。さらにバランスを整えるために花芯は左上(三分割のタテヨコの交点)に配置しています。
「撮影データ」
カメラ:ニコンD7500 レンズ:マイクロ105㎜ ISO感度:オート(200) 露出モード:A(絞り優先) 絞り:f/4 シャッタースピード:1/1500秒 
露出補正:なし ホワイトバランス:オート ピクチャーコントロール:ポートレート(輪郭強調:+2.0 明瞭度:0 コントラスト:0 明るさ:0 色の濃さ:-1.0にカスタム設定) アクティブDライティング:オート 画質モード:RAW(12bit) 
「後ろボケ」
b0183370_22101091.jpg
背景に同じ色のバラをぼかして配置。優しい雰囲気の作品になっています。オレンジ系の色調の中で顎の緑がよいポイントになっています。f/5.6まで絞っていますが背景のバラまで距離があるため大きなボケになっています。
「撮影データ」
カメラ:ニコンD7500 レンズ:マイクロ105㎜ ISO感度:オート(400) 露出モード:A(絞り優先) 絞り:f/5.6 シャッタースピード:1/4000秒 
露出補正:なし ホワイトバランス:オート ピクチャーコントロール:ニュートラル(輪郭強調+1.0 明瞭度+2 コントラスト+1.0 明るさ+1.0 色の濃さ:0にカスタム設定) アクティブDライティング:オート 画質モード:RAW(12bit) 


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by hanakanji | 2018-05-08 22:34 | Comments(0)