フォトクラブ「柿の種」で奥多摩氷川渓谷へ紅葉撮影に出かけました。当日は雨の予想が快晴で色付いた木々たちの輝きが一層艶やかに見えました。氷川渓谷は駅から徒歩約10分ほどで撮影ポイントに付きます。高低差もあまりありませんし、観光客、カメラマンも少なくゆったりと撮影ができました。河原では三脚を使用してスローシャッターで流れを柔らかく写しました。遊歩道の幅は狭く三脚使用は不可でしたのでスローシャッターは諦めてISO感度を高くして高速シャッターで造形を撮影しました。カメラはニコンD7500、レンズは18-300㎜f/3.5-5.61本で十分撮影できましたし、狭い場所や荷物を少なくしたいときには便利なレンズです。
「河原から撮る」
駅から徒歩約10分でこのポイントに付きます。時間は午前11時ころ、逆光になって渓谷に光と影が現れています。中央部に台形をした山陰が現れます。独特の風景です。
浅い流れに入って光が当たっている左側を多めに入れて山を右1/3に配置に配置したことで奥行きが感じられますし光と影が迫力も出しています。背景の山陰をフレアーがかかったような描写になったことも立体感とともに秋の光の強さを表しています。日陰やいろいろな色が混じりあっている場面のホワイトバランスは「オート1」が自然な色調に仕上がります。ここは三脚が使えますのでISO感度も低くしてスローシャッターで流れを緩やかな描写にしています。スローシャッターにしたことで絞り値も大きくなりパンフォーカスにもなっています。
「撮影データ」
カメラ:ニコンD7500 レンズ:18-300㎜(32㎜相当) ISO感度:100 絞り:f/27 シャッタースピード:1/6秒 露出補正:-0.5 ホワイトバランス:オート ピクチャーコントロール:スタンダード
「同じ場所をタテ位置構図で撮る」
同じ場所ですが少しポジションを左に撮ってタテ位置構図にしたことで山より紅葉の方が高くなり高さと背景の山陰の霞がかかったような描写も相まって奥行き感も強調されています。
「撮影データ」
カメラ:ニコンD7500 レンズ:18-300㎜(44㎜相当) ISO感度:800 絞り:f/22 シャッタースピード:1/125秒 露出補正:-0.5
ホワイトバランス:オート1 ピクチャーコントロール:スタンダード
「橋の上から」
橋の上から撮っています。木々たちの彩り合戦を中心に撮っています。光が当たっている左側の木々たちを多めにして影になっている川面と右側の木々たちを少なく、さらに流れがC字状態になるようにポジションとアングルを決めて撮っています。橋の上で車などが通ると揺れるためにスローシャッターは使えませんので手持ち撮影をしています。絞りはf/16ですが左手前の色付いた木まで約20mほどありましたのでパンフォーカスになっています。
「撮影データ」
カメラ:ニコンD7500 レンズ:18-300㎜(38㎜相当) ISO感度:400 絞り:f/16 シャッタースピード:1/30秒 露出補正:なし ホワイトバランス:オート1 ピクチャーコントロール:スタンダード
「川面の彩り」
上の作品の右側の遊歩道を歩いて行くと木々たちの反射で水面が赤く染まっていました。スローシャッターですと流れの形が崩れて彩りもはっきりしませんのでISO感度を上げて1/500秒の高速シャッターで切っています。迫力ある流れと「彩りの水面」が表現されています。ISO3200で絞り値f/6.7でも1/500秒にしかなりません。
渓谷は思った以上に暗い被写体ですので手ブレには最新の注意が必要です。
「撮影データ」
カメラ:ニコンD7500 レンズ:18-300㎜(112㎜相当) ISO感度:3200 絞り:f/6.7 シャッタースピード:1/500秒 露出補正:+0.5
ホワイトバランス:オート1 ピクチャーコントロール:スタンダード
「赤く染まる」
渓谷の反対側には日が当たっています。赤いつり橋の反射が水面に反射してまるで紅葉の反射に見得ました、右上は緑の木々たちの反射で緑に染まっています。浅瀬を流れる水面の白との対比がポイントです。吊り橋の上から俯瞰撮影撮影していましたので傾きが大きくバランスをい整えるためにレタッチで傾きを調整しています。
「撮影データ」
カメラ:ニコンD7500 レンズ:18-300㎜(78㎜相当) ISO感度:1600 絞り:f/32 シャッタースピード:1/20秒 露出補正:なし
ホワイトバランス:オート1 ピクチャーコントロール:スタンダード
「水の交差点」
上から来る流れと右から来る流れが交差する場所です。手前は浅瀬で水中の石に当たって動きを表現しています。上の流れは水深が深く緑の反射を受けて静かに滔々とながれています。右上に吊り橋を渡る人物を入れてスケール感も出しています。
「撮影データ」
カメラ:ニコンD7500 レンズ:18-300㎜(40㎜相当) ISO感度:Lo1(50相当) 絞り:f/32 シャッタースピード:1.5秒 露出補正:-0.5
ホワイトバランス:オート1 ピクチャーコントロール:スタンダード
「河原から撮る」
浅い流れに入って光が当たっている左側を多めに入れて山を右1/3に配置に配置したことで奥行きが感じられますし光と影が迫力も出しています。背景の山陰をフレアーがかかったような描写になったことも立体感とともに秋の光の強さを表しています。日陰やいろいろな色が混じりあっている場面のホワイトバランスは「オート1」が自然な色調に仕上がります。ここは三脚が使えますのでISO感度も低くしてスローシャッターで流れを緩やかな描写にしています。スローシャッターにしたことで絞り値も大きくなりパンフォーカスにもなっています。
「撮影データ」
カメラ:ニコンD7500 レンズ:18-300㎜(32㎜相当) ISO感度:100 絞り:f/27 シャッタースピード:1/6秒 露出補正:-0.5 ホワイトバランス:オート ピクチャーコントロール:スタンダード
「同じ場所をタテ位置構図で撮る」
「撮影データ」
カメラ:ニコンD7500 レンズ:18-300㎜(44㎜相当) ISO感度:800 絞り:f/22 シャッタースピード:1/125秒 露出補正:-0.5
ホワイトバランス:オート1 ピクチャーコントロール:スタンダード
「橋の上から」
「撮影データ」
カメラ:ニコンD7500 レンズ:18-300㎜(38㎜相当) ISO感度:400 絞り:f/16 シャッタースピード:1/30秒 露出補正:なし ホワイトバランス:オート1 ピクチャーコントロール:スタンダード
「川面の彩り」
渓谷は思った以上に暗い被写体ですので手ブレには最新の注意が必要です。
「撮影データ」
カメラ:ニコンD7500 レンズ:18-300㎜(112㎜相当) ISO感度:3200 絞り:f/6.7 シャッタースピード:1/500秒 露出補正:+0.5
ホワイトバランス:オート1 ピクチャーコントロール:スタンダード
「赤く染まる」
「撮影データ」
カメラ:ニコンD7500 レンズ:18-300㎜(78㎜相当) ISO感度:1600 絞り:f/32 シャッタースピード:1/20秒 露出補正:なし
ホワイトバランス:オート1 ピクチャーコントロール:スタンダード
「水の交差点」
「撮影データ」
カメラ:ニコンD7500 レンズ:18-300㎜(40㎜相当) ISO感度:Lo1(50相当) 絞り:f/32 シャッタースピード:1.5秒 露出補正:-0.5
ホワイトバランス:オート1 ピクチャーコントロール:スタンダード
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by hanakanji
| 2017-11-13 15:03
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