人気ブログランキング | 話題のタグを見る

散歩で写真を楽しもう


by hanakanji
カレンダー
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31

奥多摩氷川渓谷の紅葉

フォトクラブ「柿の種」で奥多摩氷川渓谷へ紅葉撮影に出かけました。当日は雨の予想が快晴で色付いた木々たちの輝きが一層艶やかに見えました。氷川渓谷は駅から徒歩約10分ほどで撮影ポイントに付きます。高低差もあまりありませんし、観光客、カメラマンも少なくゆったりと撮影ができました。河原では三脚を使用してスローシャッターで流れを柔らかく写しました。遊歩道の幅は狭く三脚使用は不可でしたのでスローシャッターは諦めてISO感度を高くして高速シャッターで造形を撮影しました。カメラはニコンD7500、レンズは18-300㎜f/3.5-5.61本で十分撮影できましたし、狭い場所や荷物を少なくしたいときには便利なレンズです。
「河原から撮る」
奥多摩氷川渓谷の紅葉_b0183370_14022848.jpg
駅から徒歩約10分でこのポイントに付きます。時間は午前11時ころ、逆光になって渓谷に光と影が現れています。中央部に台形をした山陰が現れます。独特の風景です。
浅い流れに入って光が当たっている左側を多めに入れて山を右1/3に配置に配置したことで奥行きが感じられますし光と影が迫力も出しています。背景の山陰をフレアーがかかったような描写になったことも立体感とともに秋の光の強さを表しています。日陰やいろいろな色が混じりあっている場面のホワイトバランスは「オート1」が自然な色調に仕上がります。ここは三脚が使えますのでISO感度も低くしてスローシャッターで流れを緩やかな描写にしています。スローシャッターにしたことで絞り値も大きくなりパンフォーカスにもなっています。
「撮影データ」
カメラ:ニコンD7500 レンズ:18-300㎜(32㎜相当) ISO感度:100 絞り:f/27 シャッタースピード:1/6秒 露出補正:-0.5 ホワイトバランス:オート ピクチャーコントロール:スタンダード
「同じ場所をタテ位置構図で撮る」
奥多摩氷川渓谷の紅葉_b0183370_14012761.jpg
同じ場所ですが少しポジションを左に撮ってタテ位置構図にしたことで山より紅葉の方が高くなり高さと背景の山陰の霞がかかったような描写も相まって奥行き感も強調されています。
「撮影データ」
カメラ:ニコンD7500 レンズ:18-300㎜(44㎜相当) ISO感度:800 絞り:f/22 シャッタースピード:1/125秒 露出補正:-0.5 
ホワイトバランス:オート1 ピクチャーコントロール:スタンダード
「橋の上から」
奥多摩氷川渓谷の紅葉_b0183370_14015420.jpg
橋の上から撮っています。木々たちの彩り合戦を中心に撮っています。光が当たっている左側の木々たちを多めにして影になっている川面と右側の木々たちを少なく、さらに流れがC字状態になるようにポジションとアングルを決めて撮っています。橋の上で車などが通ると揺れるためにスローシャッターは使えませんので手持ち撮影をしています。絞りはf/16ですが左手前の色付いた木まで約20mほどありましたのでパンフォーカスになっています。
「撮影データ」
カメラ:ニコンD7500 レンズ:18-300㎜(38㎜相当) ISO感度:400 絞り:f/16 シャッタースピード:1/30秒 露出補正:なし ホワイトバランス:オート1 ピクチャーコントロール:スタンダード
「川面の彩り」
奥多摩氷川渓谷の紅葉_b0183370_14010926.jpg
上の作品の右側の遊歩道を歩いて行くと木々たちの反射で水面が赤く染まっていました。スローシャッターですと流れの形が崩れて彩りもはっきりしませんのでISO感度を上げて1/500秒の高速シャッターで切っています。迫力ある流れと「彩りの水面」が表現されています。ISO3200で絞り値f/6.7でも1/500秒にしかなりません。
渓谷は思った以上に暗い被写体ですので手ブレには最新の注意が必要です。
「撮影データ」
カメラ:ニコンD7500 レンズ:18-300㎜(112㎜相当) ISO感度:3200 絞り:f/6.7 シャッタースピード:1/500秒 露出補正:+0.5 
ホワイトバランス:オート1 ピクチャーコントロール:スタンダード
「赤く染まる」
奥多摩氷川渓谷の紅葉_b0183370_14465429.jpg
渓谷の反対側には日が当たっています。赤いつり橋の反射が水面に反射してまるで紅葉の反射に見得ました、右上は緑の木々たちの反射で緑に染まっています。浅瀬を流れる水面の白との対比がポイントです。吊り橋の上から俯瞰撮影撮影していましたので傾きが大きくバランスをい整えるためにレタッチで傾きを調整しています。
「撮影データ」
カメラ:ニコンD7500 レンズ:18-300㎜(78㎜相当) ISO感度:1600 絞り:f/32 シャッタースピード:1/20秒 露出補正:なし 
ホワイトバランス:オート1 ピクチャーコントロール:スタンダード
「水の交差点」
奥多摩氷川渓谷の紅葉_b0183370_14030805.jpg
上から来る流れと右から来る流れが交差する場所です。手前は浅瀬で水中の石に当たって動きを表現しています。上の流れは水深が深く緑の反射を受けて静かに滔々とながれています。右上に吊り橋を渡る人物を入れてスケール感も出しています。
「撮影データ」
カメラ:ニコンD7500 レンズ:18-300㎜(40㎜相当) ISO感度:Lo1(50相当) 絞り:f/32 シャッタースピード:1.5秒 露出補正:-0.5 
ホワイトバランス:オート1 ピクチャーコントロール:スタンダード


# by hanakanji | 2017-11-13 15:03 | Comments(0)

紅葉の季節(Ⅲ)

紅葉前線が植物園や公園化でやってきました。鮮やかな赤、透き通るような黄色と木々たちは日増しに彩り合戦をしているようです。撮影日や時間、そして光の状況で印象が大きく違ってきます。今回は身近な公園や植物園で見つけた秋です。
「彩り共演(Ⅰ)」
紅葉の季節(Ⅲ)_b0183370_22152201.jpg
緑、黄色、赤と秋色満載です。本来なら紅葉にピントを合わせますが、この場合は画面上部の緑の葉にピントを合わせて背景は形がわかる程度にぼかしています。
ピントを合わせた葉は上部にある枝や葉で光がさえぎられて柔らかな光が降り注いでいます。背景は日向です。緑の葉の透明感と重なった薄い影もポイントです。D7100は撮像範囲を×1.3倍にすることができます。この場合も撮像範囲を×1.3にしたことで85㎜が110㎜相当の中望遠になっています。
「撮影データ」
カメラ:ニコンD7100 レンズ:16-85㎜(110㎜相当) ISO感度:オート(2800) 絞り:f/5.6 シャッタースピード:1/400秒 露出補正:+1.0 
ホワイトバランス:晴天 ピクチャーコントロール:ポートレート
「彩り共演(Ⅱ)」
紅葉の季節(Ⅲ)_b0183370_22155578.jpg
紅葉は日陰で背景は日向の条件は「彩り共演(Ⅰ)」と同じですがより望遠側で主題の紅葉を大きく撮って背景は赤、緑とありますが270㎜の最短撮影距離で撮ったことで虹色のようになっています。
「撮影データ」
カメラ:ニコンDf レンズ:70-300㎜(270㎜) ISO感度:オート(1600) 絞り:f/5.6 シャッタースピード:1/160秒 露出補正:-0.3 
ホワイトバランス:晴天 ピクチャーコントロール:ポートレート
「赤じゃないけれど・・秋色」
紅葉の季節(Ⅲ)_b0183370_19523725.jpg
東京都・立川市にある「昭和記念公園」です。イチョウが見事なほど黄色く染まっていました。手前にはオオモミジ?のような木薄緑、黄色、赤とマーブル調色が付いています。このカットも主題は日陰ですが見あげるアングルで撮ったことと背景のイチョウには日が当たって逆光状態です。また背景にイチョウがあるこも写して臨場感を出すためにf/11まで絞り込んでいます。
「撮影データ」
カメラ:ニコンD800 レンズ:24-85㎜F/2.8-4D(62㎜) ISO感度:オート(400) 絞り:f/11 シャッタースピード:1/45秒 露出補正:-0.5 
ホワイトバランス:晴天 ピクチャーコントロール:ポートレート
「影絵」

紅葉の季節(Ⅲ)_b0183370_22143700.jpg
東京都新宿御苑で撮っています。近い場所ですので何度か足を運んで撮影時期や撮影時間帯を見極めたうえで本番撮影に臨んでいます。秋の太陽の位置は低く影が伸びやすく木々たちの影絵撮影に一番向いていると思います。この大きな木には午後2時過ぎに枝の紅葉の影が写ります。太陽の移動も速く影の移動も速く幹に写った葉のピント位置も違ってきます。影の位置が変わったところで撮り比べています。ピントは陰に合わせていますが上と下の影両方に合うようにf/16まで絞り込んでいます。
「撮影データ」
カメラ:ニコンDf レンズ:24-120㎜(120㎜) ISO感度:オート(2200) 絞り:f/16 シャッタースピード:1/250秒 露出補正:なし 
ホワイトバランス:晴天 ピクチャーコントロール:ポートレート
「水辺の秋」
紅葉の季節(Ⅲ)_b0183370_23223814.jpg
新宿御苑の紅葉山から下の池辺を見下ろした水面です。ひと枝の紅葉が水に浮かんでいるように見えます。背景は太陽が反射しています。あえて水面の反射を入れて秋の光を強調しています。左上の水面は「白飛び」していますが気にはなりませんし、逆に秋の光が強調されています。このように明暗差が大きい場面ではカメラのダイナミックレンジの範囲をはるかに超えていますので白飛びはおこります。私自身、この場面では水面の反射は気になりません。
「撮影データ」
カメラ:ニコンD750 レンズ:70-200㎜(200㎜) ISO感度:オート(2200) 絞り:f/11 シャッタースピード:1/750秒 露出補正:なし 
ホワイトバランス:晴天 ピクチャーコントロール:ポートレート
「遊び心」
紅葉の季節(Ⅲ)_b0183370_23235991.jpg
公園や植物園へ行くとよく見かける夕景です。絵心ある人が浮かべたと思います。赤、黄色、大きさとバランスよく配置されています。上から落ちる水が水紋を作って動きも出しています。鉢全体を入れたくなる場面ですが、ポイントを大きく切り取って伝えたい部分を明確にしています。シャッタースピードも瞬きに近い1/250秒で水紋の形を明確にしています。写真に決まりはありませんしこのよう場場面では浮かべないとカメラも向けません。置いた?と言われたら堂々と自分のイメージに合うように浮かべたと言いましょう!
「撮影データ」
カメラ:ニコンD800 レンズ:24-85㎜F/2.8-4D(85㎜) ISO感度:オート(1400) 絞り:f/11 シャッタースピード:1/250秒 露出補正:-0.5 
ホワイトバランス:晴天 ピクチャーコントロール:スタンダード

# by hanakanji | 2017-11-12 23:42 | Comments(0)

紅葉の季節(Ⅱ)

紅葉前線が山から駆け足でふもとに下りてきました。全山を紅葉で埋め尽くすようなスケール感はありませんが、公園や植物園など身近な場所でも木々たちの彩り合戦が始まっています。公園や植物園では自然界にはない木々たちの彩りや植栽、水辺で映えるように人工的に作られています。身近な場所には小さな秋もあります。季節や時間、天候を変えて撮り比べることができます。

「撮り比べ(春の水辺)」

紅葉の季節(Ⅱ)_b0183370_10322745.jpg
新宿御苑の「中の池?」の桜です。春、満開の桜が水面近くまで枝を伸ばして咲き誇っています。快晴で水面には青空も写りこんで豪華な雰囲気も漂っています。上下は木の柵です。露出を桜に合わせるために思い切った露出補正をしています。柵が暗くなり額ぶち効果を出していますし、横に伸びるような雰囲気も醸し出されています。
「撮影データ」
カメラ:ニコンD700 レンズ:20㎜ ISO感度:オート(400) 絞り:f/16 シャッタースピード:1/750秒 露出補正:-1.5 
ホワイトバランス:晴天 ピクチャーコントロール:スタンダード
「撮り比べ(秋の水辺)」
紅葉の季節(Ⅱ)_b0183370_10325934.jpg
「撮り比べ(春の水辺)」と同じ場所です。逆光で黄色く色付いた桜の葉が輝いています。春は豪華な雰囲気が漂っていましたが、秋の快晴の日で逆光で撮ることで秋のクリアーな光が表現されました。
「撮影データ」
カメラ:ニコンD600 レンズ:24-85㎜(52㎜) ISO感度:オート(400) 絞り:f/16 シャッタースピード:1/125秒 露出補正:なし 
ホワイトバランス:晴天 ピクチャーコントロール:スタンダード
「秋の彩り」
紅葉の季節(Ⅱ)_b0183370_20593368.jpg
ニコンのデジタルカメラ、レンズは撮像素子がフルサイズ(FX)やDXサイズを問わず使うことができます。フルサイズ機にDXレンズを使うと画素数が少なくなり画質に影響するという人たちがいますが、デジタル技術の進化でA3サイズや半切にプリントしても見分けが付かないほどです。新宿御苑で撮っています。この時期の快晴午後3時ころは逆光になり木々たちの輝きが艶やかに見えます。赤、黄色が入り混じる木の下に入って首が痛くなるほど真上を向いて撮っています。赤と黄色の色と量のバランスがポイントです。赤は小さくても存在間が出ますので、分量を少なくしています。シルエットになった幹もポイントです。左下には千手観音のような幹、右側には迫力ある幹を配置してバランスを整えています。黒い幹が入ったことで輝きが増しています。カメラはフルサイズのDfですがDXレンズの10.5㎜を使っています。
「撮影データ」
カメラ:ニコンDf レンズ:20㎜ ISO感度:オート(400) 絞り:f/16 シャッタースピード:1/160秒 露出補正:なし 
ホワイトバランス:晴天 ピクチャーコントロール:ポートレート
「かくれんぼ」
紅葉の季節(Ⅱ)_b0183370_22274622.jpg
自宅近くのいつもの散歩道のプラタナスの並木です。ここは午後3時ころに逆光になります。ニコンV3と30-110㎜を持ってぶらり散歩。小さなミラーレスは気軽に持ち歩きができて「散歩写真」にぴったりです。太い幹からプラタナスの葉が逆光を受けて輝いていました。幹と枝が入り隅から顔をのぞかせているように撮って光とかわいさを強調しています暗くなる背景にイチョウの黄色をぼかして配置した事も秋の光を強調しています。。パソコン上でわかったことですが雲の糸も光ってバランスを整えています。
「撮影データ」
カメラ:ニコンV3 レンズ:30-110㎜(110㎜) ISO感度:オート(180) 絞り:f/8 シャッタースピード:1/250秒 露出補正:-1.3
ホワイトバランス:晴天 ピクチャーコントロール:ポートレート
「秋の一葉」
紅葉の季節(Ⅱ)_b0183370_11322347.jpg
公園の一角。風が吹けば枝から旅立ちそうな紅葉の葉。撮影ポイントは造形美と秋色の表現です。この一葉がある場所は日陰で直射光は当たっていませんが背景は日向で一葉は逆光の状況です。望遠レンズの最短撮影距離から形と光が最も映えるポジションから撮っています。右側に枝の一部を入れたことでバランスとともに画面が引き締まっています。70-300㎜の170㎜でf/5.6で撮っていますが背景が形と彩りがわかる程度のボケになったことも「秋の一葉」を強調しています。このような場面では絞りを変えて撮る比べて写った画像から自分のイメージに合った画像を選ぶようにしましょう。
「撮影データ」
カメラ:ニコンD7000 レンズ:70-300㎜(170㎜) ISO感度:オート(800) 絞り:f/5.6 シャッタースピード:1/180秒 露出補正:なし 
ホワイトバランス:晴天 ピクチャーコントロール:スタンダード
「色の共演」
紅葉の季節(Ⅱ)_b0183370_20574932.jpg
東京都立川市にある「昭和記念公園」の日本庭園の秋です。11月半ばになると木々たちは一斉に美を競い合います。望遠レンズの大きなボケを生かして主題を浮かび上がらせていますし背景は黄色、赤、緑のボケが入り色の共演が映し出されています。左下に東屋の一部を入れたことで「日本庭園の秋」の雰囲気も醸し出されています。
このカットも絞りをf/2.8 f/4 f/5.6 f/8と撮り比べて自分のイメージに一番近い画像を選んでいます。この場合はf/4が最もイメージに近い画像でした。
「撮影データ」
カメラ:ニコンD700 レンズ:70-200㎜(170㎜) ISO感度:オート(800) 絞り:f/4 シャッタースピード:1/750秒 露出補正:なし 
ホワイトバランス:晴天 ピクチャーコントロール:ポートレート
「水面の彩り」
紅葉の季節(Ⅱ)_b0183370_23182213.jpg
この作品も「昭和記念公園の日本庭園」で撮っています。池の対岸には光を浴びて木々たちが彩りを競い合っています。この日は風もなく水面は影になっていますが色付いた木々たちの反射が秋を感じさせていました。写りこみだけですと平凡すぎるので二つの岩を対角線上に配置して変化を付けていますしバランスを整えています。岩は影で青みかかった色調も相まって彩の水面が表現されています。風景写真はパンフォーカスが基本です。望遠側で撮っていますがf/19まで絞り込んだことでパンフォーカスになっています。
「撮影データ」
カメラ:ニコンD750 レンズ:70-300㎜(145㎜) ISO感度:オート(3200) 絞り:f/19 シャッタースピード:1/180秒 露出補正:-0.5 
ホワイトバランス:晴天 ピクチャーコントロール:ポートレート




# by hanakanji | 2017-11-09 23:25 | Comments(0)

紅葉の季節(Ⅰ)

桜前線は南から北へと移っていきますが、紅葉前線?は山からふもとへと降りてきます。山からの紅葉は駆け足をするようにふもとへと降りてきます。木々たちの色の移り変わりや桜、プラタナスの色付きは本格的な紅葉シーズンの前哨かもしれません。
「山の秋」
紅葉の季節(Ⅰ)_b0183370_17394117.jpg
秋の太陽は夏に比べて低い位置を移動するため、大きな陰影が付きます。全山紅葉の中で影と画面下のカラマツの黄葉をポイントに秋の光を表現しています。陰影差が大きいため思い切ったマイナス補正をしています。
「撮影データ」
カメラ:ニコンD600 レンズ:70-300㎜(155㎜) ISO感度:オート(800) 絞り:f/16 シャッタースピード:1/125秒 露出補正:-1.5 
ホワイトバランス:晴天 ピクチャーコントロール:スタンダード
「イチョウの彩り」
紅葉の季節(Ⅰ)_b0183370_17404940.jpg
イチョウは黄色い!と思いこんでいませんか。先入観は捨てましょう。11月中旬、新宿御苑で撮っています。大きなイチョウの木で枝は地面すれすれまで垂れています。イチョウの葉が緑から黄色に変わるころで黄色一色とは違って晩秋の彩りです。
「撮影データ」
カメラ:ニコンD800 レンズ:24-85㎜f/2.8-4D(35㎜) ISO感度:オート(400) 絞り:f/5.6 シャッタースピード:1/350秒 露出補正:なし 
ホワイトバランス:晴天 ピクチャーコントロール:スタンダード
「彩り始め」 
紅葉の季節(Ⅰ)_b0183370_22284281.jpg
新宿御苑の中の池?畔にある紅葉です。11月中旬から入り付きが始まります。うねる黒い幹と緑の葉の中で赤く色付きだした葉とのコントラストがポイントです。公園の雰囲気を出すためにあえて画面下に木の手すりを入れています。
「撮影データ」
カメラ:ニコンD7100 レンズ:18-300㎜(65㎜) ISO感度:オート(1400) 絞り:f/8 シャッタースピード:1/200秒 露出補正:-0.5 
ホワイトバランス:晴天 ピクチャーコントロール:スタンダード
「ジオラマ」
紅葉の季節(Ⅰ)_b0183370_18273598.jpg
自宅近くの幹線道路です。街路樹のプラタナスが色付き始めました。俯瞰撮影できる場所を探して撮っています。主題のプラタナスは小さく扱っていますが彩度が強く自己主張しています。右側はくすんだような色調ですがプラタナスと植え込みの緑が鮮やかに表現されてジオラマの世界の雰囲気も醸し出されています。身近な所でも秋の足音を感じます。プラタナスの色彩は彩度強いためピクチャーコントロールをポートレートで撮影しています。
「撮影データ」
カメラ:ニコンDf レンズ:70-200㎜(200㎜) ISO感度:オート(3200) 絞り:f/22 シャッタースピード:1/60秒 露出補正:-0.7 
ホワイトバランス:晴天 ピクチャーコントロール:ポートレート
「水辺の秋」
紅葉の季節(Ⅰ)_b0183370_20555516.jpg
紅葉というと真っ赤に染まった葉を連想しますが、11月中旬はナンキンハゼ?の葉の彩りは淡いイトーンでは紅葉の葉と違った美しさがあります。昭和記念公園の水鳥の池畔です。ナンキンハゼの幼木も葉を赤く染め始めています。日本画的な雰囲気を出すためにピクチャーコントロールは明るく淡いトーンになるポートレートを選んでいます。背景に枯れた草と水面、そしてプラス補正で明るめに写しています。水彩画のような温かみのある作品に仕上がっています。
「撮影データ」
カメラ:ニコンD7000 レンズ:70-300㎜(200㎜) ISO感度:オート(3200) 絞り:f/5.6 シャッタースピード:1/250秒 露出補正:+0.5 
ホワイトバランス:晴天 ピクチャーコントロール:ポートレート
「秋の森」
紅葉の季節(Ⅰ)_b0183370_21013176.jpg
新宿御苑のラクウショーの群生?です。背景は秋の光を受けて赤く染まった紅葉が輝いています。手前に大きな木をシルエットにして額ぶち効果を狙っています。下にはラクーショーをシルエットで配置、さらに木漏れ日が落ちる時間帯を選んだことで「おとぎの森」の雰囲気も醸し出されています。暗い部分が多く露出オーバーになる場面ですのでマイナスの露出補正で露出を整えています。
「撮影データ」
カメラ:ニコンD800 レンズ:24-85㎜F/2.8-4D(35㎜) ISO感度:オート(400) 絞り:f/11 シャッタースピード:1/125秒 露出補正:-1.0 
ホワイトバランス:晴天 ピクチャーコントロール:ポートレート
予告:次回からは公園の紅葉風景をアップします。ご期待ください






# by hanakanji | 2017-11-06 22:41 | Comments(0)
11月中旬になるとJR「塩山駅」前の甘草屋敷から武田信玄の菩提寺?である恵林寺周辺の松里の柿農家の軒先は赤く熟した「干し柿」のカーテンで彩られす姿はこの地方の秋の風物詩です。
「朝の光」
実りの秋(Ⅱ)「枯露柿の里」_b0183370_13335251.jpg
甘草屋敷の中です。観光用か紙障子の外に干し柿が干されています。紙障子の開き具合は自由に変えられます。午前中は順光に近く障子に映る干し柿の影との対比がポイントです。
「撮影データ」
カメラ:ニコンD7000 レンズ:18-200㎜(55㎜) ISO感度:400 絞り:f/11 シャッタースピード:1/125秒 露出補正:なし ホワイトバランス:晴天 
ピクチャーコントロール:スタンダード
「夕日のころ」
実りの秋(Ⅱ)「枯露柿の里」_b0183370_13234690.jpg
夕方、4時間杉です。太陽が傾き全体が赤く染まります。同じ被写体でも光の状況で違った印象の作品になります。赤みを強調するためにマイナス補正をしています。甘草屋敷はJR「塩山駅」の目の前にありますから、
4時過ぎまで撮影。4時25分の新宿行「かいじ118号に乗れば6時前には新宿に到着します。(時刻表は確認してください)
「撮影データ」
カメラ:ニコンD7000 レンズ:18-200㎜(85㎜) ISO感度:400 絞り:f/11 シャッタースピード:1/200秒 露出補正:-1.0 ホワイトバランス:晴天 
ピクチャーコントロール:スタンダード
「夕暮れの土間」
実りの秋(Ⅱ)「枯露柿の里」_b0183370_15160582.jpg
太陽が傾くころ、土間にも夕日が入り込みます。土間の夕日と干し柿、そして紙障子と欲張りの内容ですし全体にピントがほしい状況ですので広角気味でf/16まで絞り込んでいますし田舎の雰囲気を出すために土間を多く配置、差し込む夕日が斜めになるポジションとアングル、画面上部に干し柿を配置してバランスを整えています。土間に伸びる光がポイントです。
「撮影データ」
カメラ:ニコンD600 レンズ:24-120㎜(38㎜) ISO感度:オート(140) 絞り:f/16 シャッタースピード:1/90秒 露出補正:-1.0 ホワイトバランス:晴天 ピクチャーコントロール:スタンダード
「農家」
実りの秋(Ⅱ)「枯露柿の里」_b0183370_15062522.jpg
この風景に出合った時に童謡「故郷」を思い出しました。紙障子の×印など懐かしさいっぱいです。実りの秋と故郷を強調するために紙障子の開け具合と柿の量を調整しています。で紙障子と背景の柿、そして茅葺屋根まで距離がありますので超広角側でf/22まで絞り込んで撮っています。
「撮影データ」
カメラ:ニコンD7000 レンズ:12-24㎜(12㎜) ISO感度:400 絞り:f/22 シャッタースピード:1/125秒 露出補正:-0.5 ホワイトバランス:晴天 
ピクチャーコントロール:スタンダード
「実り」
実りの秋(Ⅱ)「枯露柿の里」_b0183370_14020860.jpg
観光客やカメラマンにも人気の農園の干し柿風景です。軒先全体を撮れば説明的すぎて平凡な作品になります。ここの特長はトタン屋根のうねりと竹に干していることと干す時期が違うのか柿の色が違うことです。望遠側でトタン屋根のうねりと柿の色の違いをポイントに切り取っています。望遠側で斜めの位置から絞りこんで撮ったことで圧縮効果とボリューム感のある作品に仕上がっています。
「撮影データ」
カメラ:ニコンD7200 レンズ:70-300㎜(120㎜) ISO感度:オート(3200)絞り:f/11 シャッタースピード:1/250秒 露出補正:なし 
ホワイトバランス:晴天 ピクチャーコントロール:スタンダード
「造形」
実りの秋(Ⅱ)「枯露柿の里」_b0183370_14234858.jpg
「実り」と同じ時に、焦点距離を変えて左上部分をアップで撮っています。撮干し柿をつる白いロープとのコントラストと造形美も醸し出されています。ズームレンズは同じ位置から焦点距離を変えて撮ることで違った印象の作品を作ることができます。ズームレンズ使用時は同じ被写体を焦点距離やタテ・ヨコ位置を変えて見比べる癖を付けてください。
「撮影データ」
カメラ:ニコンD7200 レンズ:70-300㎜(300㎜) ISO感度:オート(3200) 絞り:f/16 シャッタースピード:1/125秒 露出補正:-1.0 
ホワイトバランス:晴天 
ピクチャーコントロール:スタンダード
「視点を変える(Ⅰ)」
実りの秋(Ⅱ)「枯露柿の里」_b0183370_13263924.jpg
10.5㎜の魚眼レンズです。通常は俯瞰撮影でおわんを伏せた形に写したり見あげる方向でおわん形に写すのが基本ですが、干し柿のテントの真下に入って、上下左右対称に撮ったつもりですが手持ち撮影ですので多少の傾きがあり、最終的にはレタッチで傾きやトリミングで整えています。魚眼レンズ独特の歪みがでて広角レンズなどでは得られない作品になっています。
「撮影データ」
カメラ:ニコンD300 レンズ:10.5㎜ ISO感度:400 絞り:f/11 シャッタースピード:1/755秒 露出補正:なし ホワイトバランス:晴天 
ピクチャーコントロール:スタンダード
「視点を変える(Ⅱ)」
実りの秋(Ⅱ)「枯露柿の里」_b0183370_15001046.jpg
「視点を変える(Ⅰ)」と同じ撮影条件ですが、立つ位置を変えて撮り比べています。背景の軒先につるされた干し柿も写りこんで「造形」と「環境」も写りこんで実りの秋が強調されています。
「視点を変える(Ⅲ)」
実りの秋(Ⅱ)「枯露柿の里」_b0183370_15064332.jpg
つるされた干し柿の端から中に向かって撮っています。外から見るのとは違った干し柿の世界です。
「撮影データ」
カメラ:ニコンD7200 レンズ:16-85㎜(38㎜) ISO感度:オート(3200) 絞り:f/16 シャッタースピード:1/20秒 露出補正:-0.5 
ホワイトバランス:晴天 ピクチャーコントロール:スタンダード
「干し柿のリズ」
実りの秋(Ⅱ)「枯露柿の里」_b0183370_15352992.jpg
干し柿を部屋の中から撮っています。光の当たり方と大小を付けてリズム感を醸し出しています。この作品もパンフォーカスが必要ですのでf/11まで絞り込んで撮っています。
「撮影データ」
カメラ:ニコンD7200 レンズ:16-85㎜(40㎜) ISO感度:オート(800) 絞り:f/11 シャッタースピード:1/125秒 露出補正:-0.5
ホワイトバランス:晴天 ピクチャーコントロール:スタンダード


# by hanakanji | 2017-11-03 15:41 | Comments(1)